ホーム | 活動報告 | News&Topics | 「心ひとつに東北集会」が開催される
2016.03.09
2016年3月5日(土)13:30から翌日3月6日(日)の日程で、中央本部から3名、各地方本部17名、東北地方本部から16名、東北地方本部の各支部から68名の参加で「心ひとつに東北集会」が開催されました。北陸地方本部からは川中執行委員、福井南部支部・笹山書記長の2名が参加しました。
初日は講演として、①陸前高田市の鶴亀鮨店主 阿部和明様 気仙沼市震災復興企画部 小野寺憲一氏の講演、②気仙沼市、陸前高田市への支援金贈呈式、③今でも避難生活をしている宮城連協南三陸支部の小野寺昌弘さん、続いて岩手連協岩手南リアス支部の吉田孝弘さんからの報告を聞き、あらためて自然災害の凄さと怖さ、また、その後の生活について生々しい報告を受け、未だ東北の方々の心の傷が癒えていなく震災復興はまだまだ道半ばと感じました。
2日目には、「奇跡の一本松」の地、陸前高田市内を視察しました。心の中で「震災から5年も経つし、震災直後から町も人の生活も状況も大分よくなっているだろう。」と思っていた思いが陸前高田市に入った瞬間の光景を目の当たりにし、只々茫然となりました。広大に広がるさら地、震災後そのまま残された震災の脅威を肌で感じる建物、復興のため動くショベルカーの音等・・・。
現地の生々しい声、現状を見て聞くことによりあらためて「3・11」を絶対に忘れてはならないとこの2日間で強く感じ、陸前高田市が、東北が元気になるまで「3・11」を風化させてはいけない、組合運動の原点である助け合いの精神を継続し続け、我々JP労組には全国にたくさんの仲間がいる、何かあっても仲間が助けてくれることを今回の集会であらためて感じました。