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「心ひとつに東北集会」開催される

「心ひとつに東北集会」開催される

3月7日(土)、8日(日)の両日、福島市のラコパふくしまにおいて「心ひとつに東北集会」が開催され、東北地方本部組合員、中央本部役員、全国の各地方本部代表等、約100名が参加しました。
北陸からは、中西書記長が参加しました。

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集会の様子

集会では、3月7日は、「被ばく線量の考え方と福島の現状について」(福島大学 環境放射線研究所教授 塚田 祥文 氏)、「災害時における障がいを持つ子供達の支援について」(NPO法人トイボックスみなみそうまラーニングセンター 代表理事 白井 智子 氏)からの講演があり、科学的・医学的見地からの学習をおこないました。
東北地本から、福島県浪江町とNPO法人トイボックスみなみそうまラーニングセンターに対して、支援金が贈呈されました。
また、浪江町副町長と今なお非難生活をよぎなくされている2名の組合員から現状報告がありましたが、復興は、まだまだ道半ばとの感を強く持ちました。

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住居制限区域にある浪江郵便局

 

3月8日(日)は、福島第一原子力発電所の事故の影響で、そのほとんどの地域が住居制限区域(居住することが出来ない地域)となっている福島県浪江町(役場機能は、会津若松市に移転)の現況を視察しました。
まさに、4年前の大震災から「時間が止まっている」状況であり、除染除染作業等がおこなわれていました。

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浪江郵便局の通り、震度6の地震が襲ったが4年前のまま、時間が止まっている

 

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壊れた家もそのまま

東日本大震災から4年間が経過しましたが、避難生活者は、22万9千人にのぼり、完全復興には、ほど遠い状況となっています。

しかし、一方で年月が経過するなかで各種アンケート調査では、「風化を感じる」と思っている人が8割程度存在することも明らかになっています。
完全復興までには、まだまだ、長く厳しい時間が必要と考えられ、JP労組としても、組合運動の原点である助け合いの精神をもって、4年前の「3.11」を風化させない取り組みの継続が必要です。

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津波が襲った福島第1原発にほど近いところ がれきの撤去は、ほぼ終わっているが原野のまま

 

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津波で2名の社員が亡くなられた郵便局跡

 

JP労組北陸 パートナー組合員セミナー報告

2月22日(日)、金沢都ホテルにおいて開催された、2014年度JP労組 パートナー組合員セミナーについて報告いたします。

当日は、22名のパートナー組合員が参加し、中西書記長よりJP労組の目的と役割について、支社人事部労働担当より就業規則と勤務時間管理について学びました。

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北陸地方本部は、パートナー組合員にJP労組の活動を理解していただき、職場の未加入社員への声掛けを拡大するとともに、組織拡大・強化につなげるため、今後も正社員組合員・パートナー組合員への教育活動に継続して取り組んでいきます。

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日本郵政グループ労働組合 北陸地方本部(JP労組北陸)のホームページです。